不景気だとはいえ、まだまだ飽食の時代であると個人的には感じています。自分は高給取りではないし、小室のような生活はとてもできませんが、それでも食うに困るというということは、今の所ありません。我侭を言わなければ生きていくことは出来ています。
8月の旅行の際、福岡空港への帰国便で、

蘭の花を貰いました

この蘭の花は、タイ航空で、よく女性に配布されています。密かに花好きの自分には

、自分も欲しいなと思うのですが、何回かに一回は全員に配布され、自分にもささやかながら蘭がやって来ます。
勿論写真のような小さなアクセサリ-のようになっているので、長持ちなどするはずがありませんが、凛と咲いているこの花と、この花をお土産にしてくれるサービスがとても好きなのです。
ところが、飛行機から下船する際、座席の下に落とされている(捨てられている)蘭が何本かありました

「たかだか花一本」かもしれませんが、だからこそとてもやるせない気分になります。要らなければ貰わなければいいのに。そうすれば少しでも大事にしてくれる人の元へ届けられただろうに。
現代日本人の生き方が、この「花を捨てる」人に象徴されているように思います。小さなものの命などどうでもよく、そのくせに自分が常に被害者、犠牲者であり・・。
やはり自分の身の程を知ると同時に、小さな好意に感謝し、大切にすることによって、この生きにくい世の中をなんとか過ごせていけるのではないかと思います。
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テーマ:別にどうでもいいこと。 - ジャンル:日記
- 2008/11/16(日) 07:54:11|
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