瓶ビールでほろ酔いの中、猛暑の中での出島観光・・。
まだ時間もあったので、記憶を辿りながら歩きました(暑いのに

)。

オランダ坂です。
たしか活水女子大学に続いているはず。暑いし上る気はないが…。
ただ、この異国風のネーミング、好きです。
大好きな村下孝蔵の歌に「坂道から」という曲があります。長崎市の名所が歌詞に現れます(オランダ坂、思案橋・・・)。
アニメの「めぞん一刻」の主題歌だった「陽だまり」のB面(古い言い回し

)ですが、彼の曲の割には明るくて、なんだかその歌詞の中に飛び込んだ気分です。とはいえ、暑くて思考力も落ちていますが・・。

大浦天主堂にたどり辿り着きました。
「あれ??」と感じたのは何だか前に来た時よりも白くなっていると思ったからです。
自分の記憶に間違いはなく、塗り替えの工事を数年前したそうです。
実は自分は大浦天主堂の外観が大好きです。
子供の頃に、切手収集をしていましたが、記念切手の中に確か「近代洋風建築シリーズ」というのがありました。その中に「大倉天主堂」があり、子ども心に気に入っていました。明日出かける「グラバー邸」もあったはず。(・・・こう書きながら、今本棚の切手アルバムを開いてみました。何十年ぶり!?近代洋風建築シリーズは計20枚あり、2枚ずつ収納していました。子どもだったから一種を2枚買うのが精いっぱいだったんです。懐かしい。)
中学の頃、修学旅行でこの大浦天主堂を訪れました。「うわっ、これだ」と感動したのを思い出しました。
その後成人してから、何度か訪れていますが、その都度新たな発見・・というか、忘れていたことを思い出したりと楽しい時間を過ごせます。

キリシタン博物館です。
殉教した人たちを描いた絵画が迎えてくれました。
宗教って、自分が信じたいものを信じ、静かに信仰していくだけであるならば、誰にも迷惑かけるわけでもないし、これこそ信仰の自由だと思うのです。当時は情報も極めて少なく、政治的にキリスト教を恐怖に感じたのでしょうが、こ悲しい歴史を経て、学ぶこともたくさんあったはず。信仰は自分の心で決めればいいので、強制して壺を買ったり売ったりする必要もない。多額な献金をするのではなく、興味があるのならば小さなアイコンでいい。心が決めればいい。
いろんなことを考えながら、博物館を見学しました。
ちょうど良い時間です。
↑に書いた「坂道から」の歌詞に出てくる思案橋付近に出f向きました。長崎市の歓楽街らしいですが、そんなにギラギラしていません。
チェーン店でない地元の居酒屋さんに沈没。
そして、久しぶりに歌ってみたくなり、一人カラオケへ・・。知らない土地だからいいや。下手の横好きの歌ですが、数年間歌っていなかった・・・。でもまだ大丈夫でした

。
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- 2022/08/29(月) 19:09:01|
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さて、長崎旅行です。
およそ10年前以来です。
今回も10年前と同じホテルに宿泊です。ホテルの名前は若干変わっていました。↓に書いた通り、「出島の湯 ドーミーイン長崎新地中華街」です。中華街は昼食に訪れました。で、とりあえず10年前も見学した出島へ!!
・・・10年前の印象は、入場料が500円なのになんと見ごたえのある博物館!!でした。
今回も楽しみにしています。
・・・ということで記憶をたどりながら入り口に向かいますが、「あれ、見当たらない!!」
・・・そう!10年前の姿でなく、おそらくよりリアルに再現するためか、入り口が昔の位置になっていました。

風景を見るだけでワクワクします。
出島はもともとポルトガル人によるキリスト教の布教を禁止するために徳川幕府によって岬の突端に人口の島を築かれたものです。ところが関係が悪化し、ポルトガル人の日本渡航が禁止され、その代わりに出島に居住するようになったのがオランダ人です。鎖国時におけるヨーロッパに開かれた唯一の窓でした。

入場すると、すぐにここを目にします。
ここは乙名(出島の責任者 日本人)の詰め所です。一昔前の母屋の大広間みたい。
この狭い敷地内でも自分の中ではロマンが広がります。異国の地で彼らはどのような思いで過ごしていたのでしょうか。

銅を輸出し、

砂糖等を輸入していました。
食べたことのないお菓子が西欧から輸入されるってちょっと面白くありませんか。
カピタンとは商館長です。
つまり一番偉い!!??

ここの展示がメインなのかな?

ダイニングです。
もしこの時代に自分が生まれているのだとしたら、ぜひ晩餐会に呼んでほしいムードです。
・・・あちこちに分かりやすいVTRがあり、全然飽きません。
ビールを飲んで、暑い中ここへやってきたので、涼しい場所でVTRを見ていると眠くなります

。

カピタンはこの場所で夜を過ごしていたのでしょうが、その隣に、

女中さんの部屋があります。
・・・しかし、ここに常駐していたガイドさんは、「遊女」という言葉を使いました。個人的には遊女と女中では意味が全然違うと思います。
なんてことを考えながら、自分で勝手に当時の生活の状況を思い浮かべるのもまた面白いです。
今回も2時間くらいゆっくりと見学させていただきました。

ミニチュアの出島です。
施設、とても充実しています。
とりあえず暑かった・・・。
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- 2022/08/25(木) 23:22:02|
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コロナ禍に突入し、どれだけ時間が経ったのだろう。海外旅行が閉ざされてしまいました。せいぜい1年くらいの事かなと高を括っていましたが・・。海外に行くことによって、新しいものを見て、新しい友達ができ、自分の知らないことを吸収していました。たまにしか会わない友達といっぱい話したり飲んだりして日常のストレスを解消していました。それがここ数年すべてが消えてしまい、正直自分が壊れてしまいそうです。
・・そんな中、久しぶりに3泊4日で近場ですが、ガチ観光旅行を強行しました。結論から言うと楽しかったですよ!!海外ではないですが、知らなかったことに触れることができ、新鮮な驚きも久しぶりに味わいました。
・・とはいえ、何度か行ったことのある長崎旅行です。計画を立てたのは良いのですが、よくよく考えるとヨーロッパの涼しい中での観光と違い、この死をもたらすような湿度と温度の高い中での旅行は成立するのだろうか…。出発前にかなり不安になりました。Tシャツと下着を10着くらい持参しましたが、これは正解でした・・・。
ということで、自家用車で出発。途中2か所のサービスエリアで休憩(別に直行してもよかったのですが、体調を万全にしたくて)。

長崎の大村湾です。もうすぐ着きます。
そうそう、今回宿泊したのは、「出島の湯 ドーミーイン長崎新地中華街」です。実は10年前くらいにも宿泊していますが、便利な場所にあった気がして選びました。実際高速インターからすぐに到着する場所ですが、古い記憶で忘れており、駐車場にたどり着くまでに四苦八苦しました

。
辿り着いたのは正午過ぎで、チェックインには早すぎたので、荷物だけ預けました。いったん車から離れたら自由な気がしました。朝から何も食べてないし、とりあえず昼食を。

ホテルの目の前はあの長崎の中華街です。
思い出した!!前回は冬に出かけたんだった!!・・・とこの時気づきました。こんなに暑くて(しかも正午)、自分には思考力がなくなっています。とにかく入れそうなレストランを探します‥。そして・・・

このお店に決定!!
運転も終わり、ようやくゆっくりと座れる場所に来れました。
で、

飲むんかい!!
・・正午だし、まだまだ観光できる時間なのに・・・。
とにかく暑かったし、運転から解放されて飲みたい気分でした。美味い





!!!!!

長崎ならではの皿うどんで旅行がスタートしました。
といっても、自分が日ごろ近所でお世話になっている中華料理屋さんが2つあるのですが、どちらで出してくれる皿うどんも美味しいです。それでも長崎に来たのだから本場中華の気分を味わわないと!!
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- 2022/08/16(火) 22:54:17|
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今年、本当に久しぶりに長崎旅行を実施しました!!(後日ひっそりとアップします…

)
そして盆がやってきました。昨年はハイゼの初盆でした。
死者の魂が帰ってくると言われている盆。信心深いわけではないのですが、もしハイゼも帰ってきてくれているのなら、自分の部屋が分かったかな。まだあまり新しいマンションに馴染む前に天国に行ってしまったので、迷わなかったか心配です。
そのために、今年も黄色の花を目印にとひまわりを育てました。

今年は種からでなく、苗を買って2鉢育てました。
・・・自分の予定では、一斉にひまわりが咲き乱れるイメージでしたが、線香花火のように少し咲いては枯れ、少し咲いては…が繰り返されています。ハイゼはこの黄色の花のところにまっすぐ帰ってきたよね。
このようにひまわりが育っているベランダでの今一番の期待の星は、

ピーマン。
ことしは2鉢育てているのですが、最初あまり成長感がなく、しかも下の方の葉が落ちてきていたので、枯れていると思っていました。昨年は豊作だったのに、何が原因だったのだろうと寂しい思いをしていたのですが、梅雨が明け、暑くなってからまた葉が青々としてきました。そして花が咲き始めてきました。ようやく実も結んでいるようです。形は何だか変なのですが、それでも元気で美味しいピーマンができるのを楽しみにしています。

お供えが遅くなったのですが、今日14日に黄色のスプレー菊を。
・・・今でも毎日一緒にいると思っています。しかし神社では空のハイゼに話しかけ、盆には魂が帰ってきている・・・と、よく考えたら支離滅裂な一貫性のない思いなのかもしれません。それでも再び本当に会える日まで、「いつも一緒、ずっと一緒」。
・・・明日にはハイゼはまた空に帰るのだろうか。まだまだ一緒にいようよ。
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- 2022/08/14(日) 19:44:55|
- 戯言
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宮本輝さんの作品が好きです。
先日、

「草花たちの静かな誓い」という作品を読みました。
アメリカに住んでいた叔母さんが亡くなり、莫大な遺産を相続することになった主人公が、叔母の隠していた秘密を探し求めるという話です。
・・・個人的な感想ですが、最近の宮本輝さんの作品は、例えて言うと「穏やかな光のもとで・・」という感じで、無難に読破しますが、後にそれほど記憶に残らない感じです。
自分は彼のどろどろの

作品が好きなので、

「ドナウの旅人」を読み返しました。
「ドナウ川に沿って旅をしたい」と娘に手紙をよこしたが、実は若い男も一緒だったので、この旅をやめさせようと娘は自分の恋人と止めに入ろうとするが、奇妙にも4人での旅となってしまいます。
もう一つどろどろ(?)ほどではないが、

「海岸列車」。この本も面白いです。
「海岸列車」は3人の人間が繰り出す人間模様が描かれています。世間一般的には不倫の話なのかもしれませんが、軽々しいものではなく、真剣に生きている人間の物語です。
いったん読み始めると、同じ作家のものを繰り返し読んでしまう自分です。
テーマ:読んだ本の感想等 - ジャンル:小説・文学
- 2022/08/01(月) 00:09:42|
- 読書
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