11月も最後を迎えました。あまりの月日の流れの速さにびっくりです。
今日はy-miさん家のラックちゃんの14歳の誕生日です!!ハイゼと一緒に長生きしてほしいです!!
さて、27日の日曜日に、1年も経たないうちに、

我が街に、シンガー池田聡がやって来ました。
今年初めにも歌を聴くチャンスはありました。ただ、今回は場所が違いました。今回の場所の方が自分にとってはアクセス的に楽です。
実は↑の写真を撮っている際、池田聡はスーツケースを引きながらこの会場に入っていました。入口はここしかないのだろうか?相変わらず普通の感じの人です(芸能人という感じでは…)。
今回彼のライブは4回目。いや、大昔の大学生時代、隣の大学の学園祭でのコンサートを含めると5回目かな?

ちょっと見にくいかもしれませんが、この席で聴きました。超真ん前で鑑賞できます!!
もう一つ、実はこの場所、先月自分もここで演奏したんですよ(クラシックギターの合奏団で)。超素人でへたくそな演奏でしたが…(本当に・・)。
さて、こんなライブハウス的な場所なので、満員に見えます。
池田聡は相変わらず普通の感じでステージに登場し、SILKというアルバムの'STONY RAIN'からスタートしました。
彼のステージを拝見する度に感じるのですが、見てくれの印象はそれほどオーラが…という訳ではないのですが、歌い始めるとともに確かな歌唱力と自信を持ったステージで一気に歌手(シンガー)としてのオーラががんがん出まくりです・・・。
デビュー30周年とのこと。受験生の頃に彼のファーストアルバムの’Missing’を聴きながら勉強し、このアルバムを持って大学に入学したころを思い出します。
彼の歌のイメージは、「都会のおしゃれな場所での音楽」というものでした。田舎で育ち、田舎の大学に行った自分の世界とは違うもので、だからこそよく聴いていました。
合間のMCのなかで、年齢が上がってきたけれど、説教くさい歌ではなく、今の自分が表現できるような音楽を…のようなことを言われていました。
・・そうなんです。彼は音楽的にも歌唱力的にもかなりハイレベルだと思います。キーも昔と変わっていないんではないでしょうか?最近は80年代に人気のあった歌手がよくテレビで歌っていますが、声が出ていないことが多いですよね。池田聡はそういう衰えを感じさせません。そして、確かに彼には武田鉄矢のような曲は似合わないと思います・・。なんとなく自然な風景が浮かぶような歌を超越した歌唱力で(しかも「上手いだろ」というような押しつけがなく歌い)聴かせてくれます。毎回歌ってくれる「ハナノタネ」を聴く度に、歌詞の世界に入り込み、涙が出てきそうになります。
以前も書きましたが、謙虚ながらも音楽に関しては自信を持っている彼は、決して誰かのカバー曲を歌わす、新作で勝負しています。その点でもすごいと思います。彼の歌唱力ならどんな人の歌でもカバーできるだろうに。どうかこれからも新しい音楽を届けてほしいです。
また、反面、毎回大ヒット曲、モノクロームビーナスを歌ってくれるのですが、一時期は多くの歌手と同じように、この一番ヒットした曲を外したコンサートもあったようです。自分の音楽はこの曲だけではなく、もっと素敵な曲があるのだというメッセージなのでしょう。よく分かります。しかし時を経て、この曲のヒットのおかげで聴いてみたいという人がいるということに感謝をされているようです。・・そうなんです。彼のこれまでのコンサートも、みんなが知っているような曲は必ずセレクトしてくれます。そういえばMCの中で、親しくされている(?)辛島美登里さんは30分ほどのステージでどんな季節であってもあのヒット曲(サイレントイブ)は必ず歌っているということを話されていました。思わず笑ってしまいました。

。名刺代わりの曲ですもんね。
2時間強のステージでしたが、久しぶりに素敵な時間を過ごしました。今回はCDを買わずに帰りました(持っていたので)。
心地よい余韻に浸りながら帰宅したのですが、最近話題になっている紅白落選の和田アキ子のことをなぜか思い出しました。彼女の長年の紅白出場のことがネットで話題になっていましたが、個人的には出してあげても良いのではと思いました。確かにテレビでの高飛車で高圧的な言動はあるかもしれません。しかし、落選で毎日泣くほど紅白を愛している人を出さないのも意地悪だなと思います。自分は全くファンでもないのですが、’あの鐘を鳴らすのはあなた’は名曲ですし、聴きたい人もいるのでは?誰もが知っていて、みんなで楽しめる曲を持っている人って少ないと思うんですよ。池田聡のコンサートでそのことを実感しました。
やはり上手い歌手っていいよね!また来てほしいです!!
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- 2016/11/30(水) 20:40:04|
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