先週久しぶりに映画館に行きました。
・・・というか、コロナ禍の中、都会では映画館も閉鎖されているところがある中で、田舎に住んでいる自分は「大丈夫かな?」と思いつつ足を運んだのです。
個人的な見解としては、対策をきちんとしてくれているのであれば、映画館の中では誰もぺちゃくちゃしゃべっているわけではないので、マスクをしていれば大丈夫なのではないかな?
で、チケットを購入する際に、「座席はどこでも良いですよ」と言われたので、「誰もいないのですか?」と聞くと、「今はまだいらっしゃいません」とのこと

。ちなみに最終的には自分を含めて4人でした。
今回観たのは、アカデミー賞を受賞した

ノマドランドです。
旦那さんを亡くした女性が、ノマド(houseless と映画の中では言ってました)として車上生活を送る人生を選んだというお話です。
今でこそ全く海外旅行などできませんが、自由にいろんな土地を訪れ、その都度たくさんの人と触れ合うことができ、友達もできた自分にとっては旅行は人生の中で欠かすことはできません。しかし、それは今の仕事があり、給料が貰え、住む場所もあるという基盤があるので実行できています。大昔に読んだヘルマンヘッセの「クヌルプ」という作品を思い出しました。これもクヌルプ(主人公)が旅をしながら生きていくという話でした。
この「ノマドランド」や「クヌルプ」の主人公の生き方に憧れの気持ちもあるのですが、臆病な自分は、いわゆる「地に足をつけた」生活を選んでいます。それでいいのかなと思います。
昨年、韓国映画の「パラサイト」を観た際には、何となく後味の良くない思いだったのですが、今回は「面白かったな」と気分良く帰りました。
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テーマ:観た映画感想 - ジャンル:映画
- 2021/05/23(日) 08:35:46|
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