前に心の師匠、村下孝蔵のことを書きましたが、まだ好きなアーティストがいます。それは
来生たかおです。
彼は歌手でもありますが、作曲家として活躍したと言った方ががいいのかもしれません。当時の有名歌手にはかなり曲を提供していたと思います。枚数的に一番売れたのは多分、薬師丸ひろ子が歌った「セーラー服と機関銃」(本人は「夢の途中」というタイトルで歌い、これもヒットしました。また、最近長澤まさみも歌ってましたね)か、中森明菜の「セカンドラブ」ではないでしょうか。また、スタンダードにもなっている「Good bye day」も有名ですよね

自分がひねくれているのか、彼の曲に関しても、シングルよりアルバムの中に光るものが多かった気がします。私が好きだったのは「遊歩道」というアルバムでした。実はこの「遊歩道」の発売日に自分の町のホールで彼のコンサートがあったんです。当時多分中学1~2年生だった私は、生まれて初めて自分の金で歌手のコンサートに行きました。2階席だったのですが、大変感動しました。歌が全ていいんです。彼自身が非常におとなしい方なので、曲を聴かせるといった感じのコンサートです。今思えば中学生の餓鬼が、こんな大人の歌手の歌を聴いて喜んでいるなんて生意気ですよね。
その後もしばらくはアルバムを買い続けていました。そういえば最近あまり見かけないけれど、今、また彼の音楽のようなものが必要とされてきている時代になっているのではないでしょうか。小室やつんくもいいけれど、ふと静かに耳に届く音楽というのもいいもんですよ。
村下孝蔵が少し田舎の不器用な男の音楽とするならば、
来生たかおは都会の男の音楽という感じがします(私には)。
全く余談ですが、村下孝蔵の曲が弾けるようになりたくて習い始めたギターなのですが、クラシックギターの先生についてしまい、そのままやめずにだらだらと続けており、昨日は合奏でバッハの「小フーガト短調」を演奏しました

勿論いい曲なんだけれど、最初に習い始めた動機とは・・・
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テーマ:お気に入りミュージシャン - ジャンル:音楽
- 2007/01/27(土) 10:40:32|
- 音楽
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| コメント:6
余田さん、いらっしゃい!!
そうなんですよ、名曲が多いんです。また、こういう音楽が流行るといいんだけれど・・
バッハ、ソロ曲は難しいんですけれど、合奏は単音なので自分にはそこまで難しくはありません。先生も後で何でも弾けるとおっしゃっているのですが、応用力のない私はその気配が全くありません・・その前に練習しろ!と言われそうですが。
また寄ってね!!
- 2007/01/28(日) 20:57:00 |
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- Artie #-
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初めまして、私は学生の頃から村下孝蔵と来生たかおをこよなく愛する中年男性ですが、まさか同じような方がおられるとは。ネットの楽しさを改めて見いだした感じがします。昭和56~7年頃でしょうか、ブレークする前学生街のショップで見つけた「気分は逆光線」を初めて買って聴きました。当時なんとなく将来に希望を抱きながらアンニュイな心境に浸っていた時期に符合したのがきっかけです。多感な頃でもあり、他とは違うどこかナイーブなメロディと演奏歌謡スタイルに惹かれました。いつ聞いても古さを感じない不思議な魅力がありますよね。いつかその不思議さについて語り合いたいと思いつつ20年以上経ってたんですね。当時のほろ苦い思い出の中で唯一自分の精神世界のよりどころだったような気がします。(ちょい大げさかな)
- 2007/01/30(火) 19:45:32 |
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- ぶぶ #-
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ぶぶさん、いらっしゃい!!
ということは世代が近いのでしょうね!Artie's Pubへようこそ!
自分と同じ音楽の趣味の人がここに訪ねてくれるとは予測していませんでした。嬉しいです。気分は逆光線、ちょうど「夢の途中」のあとの曲でしたが、あの大ヒット曲よりはこっちのほうが好きだったんです。カラオケ集にも入ってます。生意気なようですが、将来も色あせる曲ではないと思っていましたが、やはり今でも十分に聴けますよね。やはりいい歌はいいんです。もっといろいろ語りたいですよね。また是非寄ってください!
- 2007/01/30(火) 23:01:47 |
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- Artie #-
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夢の途中の後だったんですか。うっかりしてました。どの曲もえつこさんの詩とばっちり合ってますよね。「他人に書いた曲を本人が歌うアルバム」というのを確か入手して聴いてました。明菜ではスローモーション、セカンドラブ、トワイライトのシリーズが少女A路線より彼女のかわいらしさが表現されてると思います。河合奈保子では疑問符、岡村孝子のはぐれそうな天使は確かトゥデイのCMでした。大橋さんのシルエットロマンス、南野さんの楽園のdoor、見事な名曲ばかりだと思いますけど、たまたまどれもその歌手の一番好きな曲であとから彼ら(来生姉弟)の曲だとわかることが多かったです。おそらく聴き心地の良い曲というのは誰が歌ってても波長が合うからなんですかね。実はマイナーですがほかにふきのとう、佐藤隆(オリエンタルな異国の雰囲気がいい)、南佳孝も大好きでよくカラオケで歌います。最近行きつけのスナックで村下さんの哀愁物語が入ったので密かに喜んで通う中年です。一方「ネコ」はなかなかないですね。あれは同棲の物語だったんでしょうか、と勝手に妄想してます。
- 2007/02/01(木) 01:50:34 |
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- ぶぶ #-
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ぶぶさん、いらっしゃい!!
懐かしい曲のオンパレードですね

明菜の件に関しては同感です。『スローモーション』でデビューした時に、「これは売れる!!」と思っていたのですが、次作の『少女A』のほうが売れてしまい、「ええっ!」って感じでしたが、ロングヒットにはなりましたよね。それから、たぶんいつかこのArtie's Pubの記事に登場すると思いますが、河合奈保子はかなり歌がうまかったと思います。『疑問符』大好きです。それから当時はあまりインパクトがなかったのですが、『ストロータッチの恋』(来生姉弟作品)という曲は、今聴くと、とてもいいです。(ファンだったのでJewel Boxというベスト版を持っています

) 『シルエットロマンス』は本人バージョンは『気分は逆光線』のB面(両A面?)でしたね。
『哀愁物語』!!!逆に最近カラオケで見つからなくなりました。発売された頃は見かけていたのですが。中山美穂のドラマの主題歌になるはずだったのに、ぽしゃってしまったみたいですね。『そのときは哀愁にさよならーを・・・』と、デュエット曲でも一人で歌えます

『ネコ』は、同棲だったのでしょうか。いずれにしてもネコのように黙って出て行ってしまったんですよね。この曲はアルバム『恋文』に収録されていたんですよね。これは個人的にお勧めのものでした。『西陽のあたる部屋』とかが好きでした。
ぶぶさんはURLはあるのでしょうか。もしあればぜひ教えてください。
また寄ってね!!
- 2007/02/01(木) 09:23:36 |
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